学校案内



2)学校名

チェンナイ補習授業校

Japanese School Educational Trust of Chennai

 

1)概要
 チェンナイは人口約1000万人のベンガル湾を臨むインド4大都市の一つです。1996年に植民地時代の名称「マドラス」からタミル語の旧称「チェンナイ」に改称しました。
 チェンナイはタミル ナドゥ州の州都であり、経済的にも南インドの中心的存在で、数多くの外国公館、商社、銀行などの支店が設置されています。街中には英国のインド植民地時代の建物(「東インド会社」・1639年設置)や生活様式が色濃く残っている歴史ある都市でもあります。
 現在のチェンナイは、インド有数のIT産業を中心とした近代的な街です。近郊には日本をはじめ多くの自動車産業やIT関連の企業が進出しています。
 チェンナイには「チェンナイ日本人会」が設置され、この地の日本人の諸活動の支援や本校の運営の主体となっています。(詳しくは日本人会HP参照)
 チェンナイ補習授業校は準全日制の補習授業校です。在外教育施設としての「準全日制補習授業校」はチェンナイのほか、ダルエルサラーム(タンザニア)、オマーン、グアダラハラ(メキシコ)など、全世界に4校しかありません。
 準全日制補習授業校とは、日本人学校とは異なり、また通常の補習授業校が週末の1日を授業日としているところを、月曜日から金曜日まで毎日数時間の授業を行っている学校をいいます。
 チェンナイ補習授業校は、昼間は現地校・インターナショナルスクールへ通学している子どもたちが、放課後に登校する学校です。平成26年度から小学部は月~金曜日の毎日2時間、日本語による国語、算数を中心とした主要教科の学習をしています。また、現在は小学部毎日2時間、中学部は土曜日に6時間、国語・数学など主要教科を中心とした学習をしています。(日曜日は休み)。2つの学校に通う子ども達の負担はかなり重いはずです。しかし、気軽に日本語で話したり学習できる補習授業校の生活は、異国で暮らす子どもたちにとって日本を感じる場所にもなっています。
3)設置者と設置目的
 
【設置者】

  チェンナイ日本人補習授業校

  Japanese School Educational Trust of Chennai

  (代表取締役 平野 豪)

 
【目的】
 チェンナイ及び近郊に在住する日本人子女に対して、現地校の教育では及ばぬ日本人としての必要な教育を文部科学省の示す学習指導要領を指針として教育を行う。
4)教育目標
【目的】
日本の教育関係法規の精神に沿い、児童・生徒の知的・精神的・情操的な発達による人格の形成を目指すと共に、世界の平和と国際理解、親善促進のための正しい認識を培う教育実践を目的としている。   
 
【目指す学校像】
  『確かな学びと国際感覚 豊かな子どもの育成』
  〜 生きる力を育み 地球を舞台にはばたく子の育成 〜
 
【具体目標】
  • 基礎・基本学力の定着[知]
  • 国際社会に生きる感性豊かな心の育成[徳]
  • 健康で心身ともにたくましい子の育成[体]
5)令和6(2024)年度 年間授業数
 
 1. 年間授業日数
  【小学部】165~169日(38週)
  【中学部】   40~41日
    計      204日
 
 2. 授業日および週授業時間数
  【小学部】月~金曜日の午後(15:40~17:30)
       2単位時間×5日=10単位時間(45分授業)
 
  【中学部】月~金曜日の午後(15:40~17:30)
       2単位時間×2日=4単位時間(45分授業)
                     土曜日(9:00~13:00)
       4単位時間×1日= 4単位時間(50分授業)計8単位時間
                     
       
  3. 年間総時間数
  【小学部】336単位時間
  【中学部】234単位時間
 
  4. 各学期の授業日数
  令和6年度  学期と休業日  ※AISCの新年度予定により、下記内容は変更します。
  
      <前期>4月1日から10月3日(97日間)
      [春季休業  4月   1日 から   4月   7 日
      [ 夏季休業  ] 6月    4日 から    8月    1日
      [ 秋季休業  ] 10月   1日 から10月   8日
 
      後期>10月9日から3月31日(107日間)
       [  冬季休業 12月17日 から 1月 7日
       [学年末休業] 3月10日 から 3月31日
6)教科指導の重点
 
【国語】
言語事項(漢字・語彙)、読み、作文の指導に重点を置き、正しい日本語を使って適切に表現できる力を伸ばす。
 
【算数・数学】
数量や図形に対しての基礎的な知識と技能、数学的な考え方の基礎を身に付ける。
 
【社会・理科】
内容を精選し、インターネットなどの情報機器を活用しての調査活動や作業・実験を通し、基礎的・基本的な内容を知る。
 
【生活】
具体的な活動や体験を通して、自分と身近な人々や自然等に関心をもち、生活上必要な習慣や技能を身に付けさせ、生活において進んで行動する自立への基礎・基本を養う。
 
【音楽】・【体育】
学校行事を通して、その教科の目標に迫る手だてをとり、体験することにより基礎的な内容を理解させる。
7)入学金・授業料 
 
【入学金】
 小学部=Rs.20,000(税別)
 中学部=Rs.20,000(税別)
 ※小学部からの進級は入学金を徴収しません。
 ※入学金には、18%の税金(GST)が掛かります。 
 
【授業料】
 小学部=Rs.20,000×12ヶ月(税別)
 中学部=Rs.20,000×12ヶ月(税別)
 ※入学金と授業料は、年間一括納入をお願いしています。
 ※教材費は、小学部・中学部とも、授業料に含まれています。
 ※Rs.1=約1.8円 
 ※授業料には、18%の税金(GST)が掛かります。
8)学校要覧
ダウンロード
令和6年度学校要覧.pdf
PDFファイル 6.3 MB